#1 政策の柱:がん対策:「がんとともに生きる」時代の包括的サポート体制を
がんは、人生のあらゆるタイミングで誰にでも降りかかる可能性のある疾患です。
私は、がんの「予防」「治療」「治療後」のすべての段階において切れ目のない支援を実現する“国家戦略”を構築していきます。
政策の方向性は以下の3つのフェーズで構成し、すべてをGitHub型の政策共創プラットフォームで市民や専門家とともに議論し、開かれた政策形成を進めていきます。
①予防フェーズ:がんを未然に防ぐための知識と行動を広げる
- がん検診率の向上:先進国の中でも低い日本の検診率を底上げし、早期発見を推進
- HPVワクチンの男女接種促進:子宮頸がんをはじめとする関連がんのリスクを減少させる
- すい臓がん予防対策:種類別がん死亡者数で3位にも関わらず、対応が不十分。高リスク群向け対策の推進
- 科学的根拠に基づいた情報発信の強化:ワクチンや検診に関する適切な情報訴求
- がん教育の推進:学校での「がんリテラシー向上」を推進する
- おとなのがん教育の推進:職場や地域、経営者の「がんリテラシー向上」を推進する
②治療フェーズ:すべての患者が公平に、安心して治療を受けられる社会へ
- 小児・AYA世代(思春期・若年成人)、現役世代の医療費負担の軽減
- ドラッグロスの解消:有効な新薬が国内で使えない現状を是正
- 治療と就労の両立支援:働きながら治療できる環境整備
- 治療の地域間格差(均てん化)の是正
- ICER(費用対効果評価)の活用推進:医療財政の持続可能性を確保
- 身体的負担の少ない治療法の推進:例:前立腺がんに対する放射線治療の選択肢拡大
③治療後フェーズ(サバイバーシップ):治療が終わったあとも、その人の人生が続いていくために
- 復職支援、心のケアなどのサバイバー支援の強化
- 小児・AYA世代の治療後支援の充実:教育や就労、将来設計を含む包括的支援
すべての政策は、「たたき台」としてGitHub上で公開し、
患者当事者、医療関係者、行政、企業、市民など多様な立場の声を集めてブラッシュアップします。
ブロードリスニング(広く聴く)を徹底し、透明性と実効性のある政策形成を実現していきます。